2024年05月12日・礼拝メモ

乏しくさせない神

聖書箇所: 詩篇23篇

今日の野外礼拝に集われ、歓迎します。<神の供給>1節、主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。ダビデは8人兄弟の末っ子で、彼自身も羊飼いの仕事をしていた。イスラエルの国の2代目の王としての名を残した信仰の器です。神様を見上げるとき、「神様が良き羊飼いで、全ての供給者」と意識し、自分はその羊であることを自覚していた。

<安息>2節 主は私を緑の牧場に伏させ いこいのみぎわに伴らわれます。長野の北、茅の平高原の牧草地。7,8,9月の夏の期間。この期間は熊に襲われない。(冬は雪の原一面となる)家畜にとって安息の夏休みです。神はそのように安息を与えて下さる。
<生命の附与>3節.主は私のたましいを生き返られせ、御名のゆえに私を義の道に導かれます。心のいのち、霊のいのちです。聖書のことばで慰められ、励まされ、癒され、生かされる事。神様こそ魂の創造者です。もっと体験させて頂きたい。
<教導と慰め>4節、たとえ 死の陰の谷を歩としても 私はわざわいをおそれせん。あなたがともにおられるから、あなたのむちと杖、それが私の慰めです。ダビデは何度もソウル王に狙われて、逃げ回ったことです。彼はいのちの危険を冒した戦いの武将です。しかし、そうであればこそ、彼を慕う人たちは親密な関係に導かれて、二代目の王として頭角を延ばした。彼の作詩は、その様な中で生まれました。彼は、神によって守られ、尽きない、多くの危険な中で勝利を収めて行った。
<勝利>5節、私の敵をよそに あなたは私の前に食事を整え、頭に香油を注いで下さいます。私の杯は あふれています。「よそに」は新改訳のことばです。苦心して訳したものだなあと思う。最初のゴリアテ戦をかざった、信仰の勝利のことばが、一生涯心に通った事です。
<約束>6節、「まことに 私のいのちの日の限り いつくしみと恵みとが 私を追って来るでしょう。私はいつまでも 主の家に住まいましょう。」国の王、そしてキリストの祖先となった。激しい武将でありながら、その罪の赦しに対する信仰は、子供のような、純真な、けなげな美しい心です。実に素晴らしい。そして、落ち着いた心の持ち主であった。その子孫から救い主キリストが生まれたのです。

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