2020年04月12日・礼拝メモ
私も受けた事であって
聖書箇所:第一コリント15章 1~11節
非常事態宣言が出されました。感染防止のために気を配りながらお言葉に心を向けて参りましょう。
- 福音の二大事実。キリストの十字架上の死と復活は、人類に与えられた福音の二大事実です。これなしにはキリストの高潔な人格も深遠な教訓も、人を救う力はない。主は復活によって死と死の力を持つ者を滅ぼし、贖罪(罪の身代わり)を完成されました。
- 十字架上で死なれたイエス様のお体はどうなりましたか。(教理問答)アリマタヤのヨセフという人によって墓に納められました。「ヨセフは亜麻布を買い、イエスを取り下ろしてその亜麻布に包み、岩を掘って造った自分の新しい墓に納めた。墓の入り口には石を転がしておいた。(マルコ15:46)」
- イエス様は、その後、どうなられましたか。(答)三日目に復活され、40日の間、しばしば弟子達に現れ、ご自分がよみがえられたことを示された。3日目に墓を空にして復活されたのです。「月足らずに生まれた者のような私にも現れてくださった。」とパウロが語っているのは、他の使徒たちが活躍した時は迫害者で、はるかに後から福音に預かったと言う意味です。
- パウロはダマスコ途上で、生きて働いておられるイエス様の声を聞いた。復活して天に昇り、神の御座に着かれたイエス様は、天から光をもって現れ「サウロ、サウロどうしてわたしを迫害するのか」と声をかけられ、パウロはイエス様の顕現に触れます。パウロの体験は、私たちクリスチャン一人一人が信じて、主イエスに出会った体験に通じます。復活によって「聖書の預言」が真実であった事。イエス様のことばが真実であった事。そして私たちの信仰が空しくないことが証明されたのです。