2025年05月25日・礼拝メモ
神の子は義と愛に生きる
聖書箇所: ヨハネの手紙第一3章1~24節
本年は戦後80周年の年であり、教団創立80周年を迎え、その他の事々も共に一区切りの年を迎えています。新しい時代に突入した事を感じます。2000年前、キリストは世の終わりの備えをするように語られた。そのキリストの弟子ヨハネは一世紀の終わりにこの手紙を記した。3章より今日は、神の子供として生まれ変わった信仰者は神の義と愛に生きる者である事を語られている。
Ⅰ 神の子は義を行う(1~10章)・・・神の子は、義となり、神の性質を頂いているので罪を行わない。罪を行う危険が無くなったわけではないが、故意に継続的に罪にふけり、犯す事はできない。神から生まれた者は、キリストにとどまり、神にとどまっている間は、罪を犯さず義を行う。神の御旨に従わず、反逆して罪を犯す者は悪魔から出たものである。
Ⅱ 神の子は愛を行う(11~24節)・・愛は生まれ変わった神の子の特徴です。その愛は神から出、神は愛です。愛のうちにいる者は、神と共に居る。もし神を愛していると言いながら兄弟を憎む者は偽り者である。私達が愛し合うのは、神がまず、私達を愛して下さったから。キリストは、私達のために、ご自分のいのちを捨てて下さいました。私達も兄弟のために、いのちを捨てるべきです。愛は犠牲により現わされる。愛は状況によって消えてしまわない。敵をも愛する愛である。また愛は人の罪を暴露しない罪を覆う。そして互いに赦し合う。主は私達の罪を赦すために生命を捨てられたのです。私達、聖霊によって、神の愛を内に注いで頂いた者です。聖霊に満たされ、愛に満たされ、神の義と愛に生き、キリストに似た者とならせて頂きましょう。