2021年05月02日・礼拝メモ
二つの大きな希望
聖書箇所「使徒の働き1章1~11節」
イエス様は復活の栄光の体で、ベタニヤに近い山腹より、弟子達を祝福しながら、彼らに見送られて天に上って行かれました。使徒の働きの1章は宣教への準備の章です。本日はここから2つの事を➀聖霊のバプテスマ、②主イエス様の再臨について語られています。
① 聖霊のバプテスマ。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい・・・洗礼ヨハネは、ヨルダン川で水のバプテスマを施していましたが、あなた方は、間もなく、聖霊のバプテスマを授けられるのです。(4~5節)」
- 彼らは神の子として生まれ変わったが、魂を信仰に導く力はありませんでした。ですから罪の赦しの水のバプテスマの次に、聖霊のバプテスマが必要でした。罪から全く解放されて、聖霊に満たされ、上からの力を頂かなければなりませんでした。
- 聖霊のバプテスマは私たちの信仰の第二の転機です。それは神の御心という単真円に対して、楕円のように神に反抗しする自我が温存された状態から、焦点がはっきり絞られ、キリストの御思いを実践させて頂くために、明け渡した心、全的献身と信仰を持って踏み出す信仰転機の体験です。それは神の御力に満たされて主の証人となる。「私はキリストともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私の内に生きておられるのです。今私が肉において生きているのは、私を愛し、私のためにご自分を与えて下さった、神の御子に対する信仰によるのです(ガラテヤ2章20節)」。
② キリストの再臨。イエスは昇天された時と同じように、再び来られる希望です。信仰者を迎えるために、権威ある締めくくりを持って新天新地への移行のために。ノアの洪水の時のように。