2024年05月26日・礼拝メモ
聖霊の満たし
聖書箇所: 使徒の働き2章22~42節
今日は約束の聖霊降臨の事実について、3点を。
Ⅰ力の欠如・・・クリスチャンは、キリストの血潮により神の民として召し出された者です。何の為に救われ、神の子となったか、その任務があることを自覚しないで信仰生涯を送る事は神の御旨にかなった事ではない。救いの体験が確かでない人は、この事がわからない。そして、「きよめ」に対する必要感も覚えることはない。宣教の使命に生きようとするなら、自分が全く無能で、その使命を果たすことができない者であると痛感する。ですから主は、「聖霊が臨んで力を受け・・・地の果てまで証人となる」と約束された。私達は勘違いしてはならない。組織を造り、方法論を並べても、聖霊が働かないなら、神の御業は進まない。
Ⅱ聖霊の力について・・・宣教の働きが進むためには、聖霊の力を注いで頂けねばならない。聖霊の力は、➀信仰によって心をきよめる。信仰者の内なる罪の力からの釈放、②肉の力でない聖霊の力が加わり力強い者と変貌する。ペテロは、立ち向かってメッセージを語り始めた。聖霊に満たされ語ったそのメッセージは、人々の心の底に届いた。
Ⅲ 聖霊に満たされた結果
➀新しいぶどう酒に酔っているように思われた・・・聖霊に満たされて喜び、いのちに満たされた故、
②聖書の真理を明確に大胆に語った・・・「真理の御霊が来るとあなた方をすべての真理に導く」との事が成された。
③キリストの証人となる・・・神が蘇らせたキリストの証人となった。主は、エルサレムからと語られた。一番証詞の立てにくい身近から証詞がたてられるなら幸い。
④ペテロの説教を通して、人々は、心を刺され、「私たちは、どうしたらよいのでしょう」と叫びの声を挙げた。罪が示され、悔い改め、その日、3000人がバプテスマを受けた。この時代、何が最も必要でしょうか?キリスト者の聖霊の満たしです。