2024年06月23日・礼拝メモ

迫害を越えた教会の祝福

聖書箇所: 使徒の働き4章23~37節

先週は、聖霊に満たされたペテロ達が初めての奇跡を体験し、また初めて迫害を受け、聖霊の力によって勝利した箇所から語られた。本日は迫害後の教会の祝福について3つの事。試練は神様が働かれるチャンスであり、豊かな恵みである。教会も個人も試練や困難を通して、不純物は取り除かれ、揺るぎ無い信仰と希望と愛の集まりと育てられ、建て上げられていく。ペテロ達が釈放され、戻って来て、迫害の一部始終を報告した。それを聞いた教会は
Ⅰ心を一つにして神に祈った・・教会は,問題課題を皆で心合わせて祈る事により乗り越えて行く。祈りが教会の起動力です。彼らは① 天地の創造者なる神、世を統べ治められる方を仰いで祈った。② みことばを引いて・・詩篇2篇より、神は世の権力者に勝る方、③ 実情を訴えて祈った。・・迫害に遭うことの無いようにではなく、迫害の原因となる福音を大胆に語る事ができるようにと。
Ⅱ 祈りの応答・・一同は聖霊に満たされた。「全き愛は恐れを除く」とある。彼らは愛と信仰に満たされ、恐れは吹き飛んでしまった。迫害、患難の中でも状況に左右されず、臆することなく、主の復活を大きな力をもって証詞し、大きな恵みが注がれる。キリスト者として証詞する秘訣は聖霊に満たされる事である。
Ⅲ この事により愛の交わりが深められた・・迫害により心を一つにし、祈り聖霊に満たされたので、一同愛の結びつきが深まった。「喜んでいる者と共に喜び泣いている者と共に泣きなさい」ローマ12章16節。私達はキリストに在って一つだからです。教会はお互いの重荷や恵みを共有し合い、愛による献げ物により、物質的援助もなされていった。バルナバはその名の通り、人に慰めを与える存在であった。後にパウロを人々に紹介し、受け入れて頂く事ができ、パウロにとって慰め、支えとなった。バルナバは、貧しい人を助ける為、所有していた畑を売り、献げた。
こうして教会は外側からの圧力に対し、祈りをもって対応し、聖霊の満たしにより、ますます互いの愛の結びつきを深め、前進成長していきました。この世に生きる限り、様々と戦いはありますが恐れ臆することなく聖霊に満たされて大胆に主の福音宣教の御業に励んで行きましょう。神様は全てを勝利に変えて下さいます。

Copyright© 2024 インマヌエル湘南中央キリスト教会 All Rights Reserved.