2024年09月08日・礼拝メモ

教会の前進とは・・・

聖書箇所:使徒の働き9章23~35節
 暑さも和らぎ、少し秋らしくなって参りました。今年は台風が猛威を奮っています。油断することなく過ごしましょう。神が迫害者ソウロ(後にパウロ)を、信仰者に造りかえて下さいました。このパウロの回心は福音伝達に素晴らしい働きをもたらす鮮やかな主の御業であった。その回心後、彼はユダヤ教徒から迫害を受けることになりますが、生まれ育ったタルソに身を隠す。バルナバは寛容な人でした。彼の執り成しがなかったならば、パウロは伝道者になって受け入れられる事は、なかったのではと思います。根っからのユダヤ教徒にしてみれば、サウロのいのちを狙う事は当然な事でした。しかし彼はバルナバの執り成しにより守られた。ですから13章からの第一次宣教旅行では、パウロとバルナバが一つになって派遣された。
1)今日の中心聖句は31節です。「こうして、教会はユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられ平安を得た。主を恐れ、聖霊に励まされて前進し続け、信者の数は増えて行った。」聖霊の御業が迫害の中でもパウロをはじめ、人々を通してなされていった。
2)聖書の舞台は3つの地域に分かれている。ユダヤ、カリラヤ、サマリヤ地方、サマリヤは最後におかれていますが、サマリヤの伝道の始めは、ヨハネ伝4章のサマリヤの女の記事です。イエス様の伝道によって、多くの人が救われた。イエス様がサマリヤを通らなければならなかったのは、その様な実情があったからでしょう。サマリヤ伝道も聖霊の励ましと導きにより、前進し続け、信者の数が増えて行った。
3)このお言葉のように、今年の締めくくりに向かって、前進をさせて頂きましょう。聖霊が先導して、この群れを導かれますように。6年間も中風で寝たきりのアイネアは、信仰によって立ち上がりました。主はその信仰に答え、奇跡を起して癒して下さいました。私達も信じて祈り進みましょう。今年もアイネアの様な、イエス様を信じて救われる方が起されますように。教会全体はこの31節のことばのように進んで行きましょう。この年の残された3~4月間、何とか神の御業を求めて教会の成長を期待させて頂きましょう。8年間も床についてしまったから、中風であったから仕方がない。と諦めないで。神のご干渉を祈り待ち望んで救い主イエスに信仰を持ち続けましょう。

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