2024年12月22日・礼拝メモ

神の愛が示された

聖書箇所:ヨハネの手紙第一4章7~12節
  クリスマスとは「キリストへの礼拝」であります。キリストの誕生は、神の神秘的なご計画によりなされ、人間にとって、すばらしい喜びのグッドニュース(福音)なのです。霊的暗黒の世を照らす大いなる光であるキリストが来られた。しかし、多くの人々は2000年前も現代もこの方を受け入れていない。キリストの誕生は、神の愛が私達に示された出来事なのです。
その事について、3点を。
Ⅰ 神の(唯一の)ひとり子をお与えになった。(9節)―ここに神の愛が示されました。ひとり子とは代わりの無いonlyoneの一番大切な方であった。また親にとり愛する子との離別は非常につらい、しかし神様は私達を愛するが故に与えて下さった。
Ⅱ 神はイエス様をこの世に遣わされ、いのちを得させた。(9節)―ここに神の愛が示された。世は罪の世界。神の聖なる御座とは全く違った罪の汚れに満ちた暗黒の世に遣わした。そして、無限なる方が人間と同じようになられ人間としての制限の中に生きられた。それは、御子を通して、私達に生命を得させて下さるため。(9節)御子を信ずる者が永遠の生命を持つのです。
Ⅲ 私達の罪の贖いとして遣わされた(10節)―ここに神の愛が示された。全ての人が罪に落ち、神の怒りが及んでいる。そのなだめのささげ物として、キリストは遣わされた。「多くの人のための贖いの代価として、ご自分の生命を与えるために来られた」身代わりの死です。「人がその友のために自分の生命を捨てること。これより大きな愛はない」Ⅰテモテ1:15「私達が罪人であったとき、キリストが私達のために死なれたことによって神は私達に対するご自分の愛を明らかにされた」のです。教会は正しい人の集まりではない、罪人の集まりです。神の前にいかに汚れた反逆的な罪深い者であるかを知らされ、その罪を悔い改め、贖いの十字架によって、罪人の頭であった者が全ての罪を赦して頂いたのです。神は愛です。その愛を心に注いで頂いたのですから。神がこれほどまでに私達を愛して下さったなら、私達もまた、互いに愛し合い、仕え合い、愛に成長していく事を神様は求めておられます。イエスキリストの誕生のクリスマス、クリスチャンである方も、でない方も神様の愛を自分の内に体得させて頂きましょう。

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