2024年12月15日・礼拝メモ
あなたの御言葉どおり
聖書箇所:ルカの福音書2章26~38節
旧約聖書のゼカリヤ書、新約聖書のザカリヤさん、区別しよう。今日は、マリヤへの受胎告知から語られている。マリヤは言った。「どうしてそのような事が起こるのでしょう(34節)」。御使いは彼女に答えた。「聖なる霊があなたの上に臨み、いと高き力があなたを覆います。それゆえ、生まれて来る子は聖なる者、神の子と呼ばれます(35節)」。
マリヤが慰められたのは、不妊であったエリザベツが子供を宿していることでしょう。マリヤに天使はエリザベツさんの事を証言した。「見なさい。あなたの親類エリザベツ、あの人もあの年になって男の子を宿しています。不妊と言われていた人なのに、今はもう6か月です。神にとって不可能な事は何もありません。」マリヤは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたの御言葉どおり、この身になりますように。」と導かれて行くわけです。
マリヤの賛歌「この卑しいはしために目を留めてくださったからです。」一面、極まりない大きな事を「力ある方が、私に大きな事をして下さったからです。その御名は聖なるもの、主のあわれみは、代々にわたって、主を恐れる者に及びます。(50節)アブラハムとその子孫に対する憐みをいつまでも忘れずに(55節)」マリヤは3か月程、エリザベツの許に留まって、家に帰った。
この3か月の間、ザカリヤさん老夫婦、年若くして結婚したヨセフ・マリヤ夫婦にも貴重な時でした。貴重な時というより、大切な時でしたでしょう。一人一人の人格と生き方に目を留めていて下さる。主を褒め称えましょう。
万人が敬って拝むほど、大きいもの、かしこいもの、美しいもの、目にうつるものではなくて、霊的な存在をしっかりと捉える事。目移りしないで、聖書の神を、そしてクリスマスは、おいでくださった主イエス様を礼拝する事を心がけよう。信仰の表現を背中で表すことを心がけたいものです。処女懐妊を告げられた時、マリヤは常識では信じられない事を信じて受ける事が出来たのである。マリヤの賛歌は、昔、ハンナがサムエルを与えられたときに歌った歌とよく似ています。彼女がいかに聖書を拝読していたかを思わせられる。