2021年02月07日・礼拝メモ
あなたの神は私の神
聖書箇所:「ルツ記1章1~18節」
ルツ記の背景は士師記です。ヨシュア記は信仰に燃やされ、カナン征服・占領をし、やっと落ち着き平和な統治かと思いきや、今度は信仰的に緩んでしまい、敵に攻め込まれる事になります。この世にいる限り、永遠のいのちに生き続ける霊の戦いがあります。
- 試練に見舞われたエリメレクの家族
ベツレヘム(パンの家)は穀物倉庫と言われ、そこは神様が、約束された乳と密の流れる地でした。エリメレクの家族が不幸に見舞われた原因は、約束の地を離れてモアブ(異教の地)に移住した事でした。この飢饉は「神を忘れた民」への懲らしめであった。神からの約束の地で多少の飢饉があっても、神に感謝し回復を待ち、神の摂理に従うべきであった。モアブにて不幸が続いた。
- ナオミの苦悩
夫と2人の息子に先立たれたナオミの苦悩は測り知れない。ナオミはカナンの地の飢饉が終わった事を知り。再び祖国に帰る決断をし、ついてくる二人の嫁を説得する。「帰りなさい。娘たち。なぜ私と一緒に行こうとするのですか。娘たちよ。それは、あなたたちよりも、私にとって辛いことです。主の御手が私に下ったからです」と。
- ルツの信仰
あなたも弟嫁の後について帰りなさい。(強く切り離す)その時にルツは答えるのです。「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神」苦しむナオミの姿の中で生ける神を恐れるナオミの敬虔さを知ります。そしてルツ自身も、堅固な信仰に導かれるのです。「志の堅固な者を、あなたは全き平安のうちに守られれます。(イザヤ26:3)」大いに信仰を働かせよう。