2021年03月14日・礼拝メモ

愛の犠牲と神の報い、天の宝を暖めて

聖書箇所「ルツ記4章10~22節」

Ⅰ「ルツの立場で 信仰の報酬」 神様はルツの信仰「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です」に答え、そして2章では豊かな報酬を授けて下さいました。「あなたがその翼の下に身を避けようとしてきたイスラエルの神、主から豊かな報いがあるように」(ボアズの篤い祈り)、3~4章はボアズの心を捕らえて結婚に導かれます。キリストを信じた私達もルツのように、キリストの花嫁の宝座に着いたことを意味しています。

Ⅱ「ナオミへの慰め」 夫エリメレクと息子マフロン、キルヨンを失い、ナオミ(楽しみ)ではなく、マラ(苦しみ)と呼んで下さいと。すべてを失ってしまった。3.11の東北震災10年間後の特別番組が報道された。多くの人が津波によって家族を失った。ナオミの気持ちもそれと同じであった事でしょう。ナオミは大きな試練。ヨブ以上の試練を見事に越えて神の祝福が与えられた。ナオミの生涯は完全に回復・癒された。(14~15節)試練は祝福に。

Ⅲ 「異邦人への顧み(福音の普遍性)」マタイ福音書の系図の箇所は、人種や民族の垣根を越えて、輝いた信仰の持ち主が加わっていることが分かります。私共もボアズもまた異邦人の血が流れている。キリストの系図は信仰の系図です。私共も「このキリストにあって、あなたがたもまた、真理の言葉、あなた方の救いの福音を聞いて信じたことにより、約束の御霊によって証印を押されました。聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。」(エペソ1:13~14)

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