2021年06月27日・礼拝メモ
最初の迫害と勝利
聖書箇所「使徒の働き4章1~31節」
ペンテコステより4回、使徒の働きから語られています。➀聖霊降臨で皆が聖霊に満たされた,②聖霊に満たされたペテロの変化,③教会の誕生,④最初の奇跡でした。本日は最初の迫害から3つの事を。
Ⅰ迫害の内容・・足のきかない人が癒された事を見た人々は非常に驚き多くの人が集まって来た。ペテロはその人々に、彼はイエスの名を信ずる信仰によって癒されたのである。悔い改めて神に立ち返るように語った。5000人が信じたが否定的な反応した人々もいた。祭司、宮の守衛長、サドカイ人達がペテロとヨハネを捕え留置し、翌日、指導者を集め尋問した。「何の権威によって」,「誰の名によって」あのような事をしたかと。
Ⅱ迫害への対応・・➀ペテロは聖霊に満たされ大胆に語った。②あなた方が十字架につけ、神がよみがえらせた「ナザレ人イエスキリストの名によって」と答えた。③あなた方が死刑にした方こそ、神の家の礎石となられた。この方抜きで神の家は建たない。その意味で「この方以外に救いはありません」と語った。彼らは無学の普通の人が語った事に驚いたが「今後イエスの名によって語ってはならない」と命じた。2人は臆することなく「神に聞き従うよりあなた方に聞き従う方が神の前に正しいかどうか・・」とつのり、釈放された。
Ⅲ祈りによる勝利・・教会は2人の報告を聞き神に祈る。心を1つにし、迫害も神のご計画にある事をみことばを通して確信する。ですから、「大胆に語れるように、また、御名による奇跡を行わせて下さい」と祈り。結果、聖霊が降り、一同は聖霊に満たされた。
真の勝利は迫害が無くなる事ではなく、迫害の中でも聖霊により福音宣教の御業が力強く前進する事。