2021年07月04日・礼拝メモ
聖霊を欺いてはならない
聖書箇所「使徒の働き4章32節~5章11節」
使徒の働きは別名「聖霊行伝」とも言われるほど、聖霊の働きを中心に展開されています。聖霊に満たされた弟子達が、最初の迫害を見事に乗り越えて行きました。復活の証人、初代教会の大きな特色は、ペテロやヨハネをはじめ、弟子達の変貌でした。
- 聖霊を欺くことは、御父なる神を欺くことです(3~4節)。神様は優しい柔和さの面と、峻厳で厳しい面と二つをバランス良く保っておられる事を思い巡らしましょう(ローマ11章22節)。聖霊はご人格を持たれる方です。聖霊を悲しませてはいけません(エペソ4章30節)。まして侮る事、欺く事は大きな罪です。
- バルナバをはじめ、何人かの人達は豊かな恵みの故に、自発的に財産を献げました。それで教会は豊に必要が満たされました。アナニヤとサッピラは、自分達もその様な栄誉に与りたい、しかし、全部を献げる事はおしいと。サタンに心を奪われ、一部を隠して「全部です」と言い、聖霊を欺き、神の御心に背いてしまった。この罪は見栄、貪欲、詐欺、不敬虔が複雑に絡まり合っている。十戒の9と10番目を思い出します。どうか他人事としないで頂きたいと思います。
- クリスチャンは救い主を知らない人々には異質ですが、地の塩・世の光として良い意味で異質で魅力的な存在として完成されて行きたい。機会を十分に生かしなさい。悪い時代であるからです。ですから愚かにならないで、主の御心が何であるかを悟りなさい。「むしろ御霊に満たされなさい。」「ですから、邪悪な日に際して対抗出来る様に、一切を成し遂げて固く立つことが出来る様に、神の全ての武具を取りなさい。」(エペソ6章13節)