2021年07月18日・礼拝メモ

信仰と聖霊に満ちた人ステパノ

聖書箇所「使徒の働き6章1~15節」

今日は「ステパノ」という素晴らしい信仰者より語られています。Ⅰ.ステパノについて・・ステパノは使徒達を助けて、教会の施し物の分配をする為、選ばれた7人のうちの1人でした。また、ステパノはペテロの働きからパウロの働きをつなぐ大切な役割を荷なった。キリスト教が初期のユダヤ的わくを破って異邦人の間に進展していく為に、神に用いられた重要な人物でした。そして、最初の殉教者となった器です。彼の死は、多くの実を結ぶこととなった。主は信仰の為に苦しむ事を益となさる御方です。

Ⅱ.ステパノはどんな信仰者であったか

➀聖霊に満ちた人・・全生涯と全人格が聖霊の全きご支配の中におかれていた。聖霊のご指導、声に敏感に聞き従う。ローマ8:5のように世的な考え、生き方から離れ、霊的世界に生き、歩む。
②信仰に満ちた人・・神様を全的に信頼し全ての事、神様の御旨に従って、判断、実行する人。
③知恵に満ちた人・・聖書の言う知恵とは、この世の知恵、知識と違う。霊的な識別、洞察、真理を把握する知恵。
④恵に満ちた人・・恵みとは神様を信じ従う事により与えられる祝福(譲る者に与えられる恵)その結果、人を恵に引きつける魅力が身についていく。
⑤力に満ちていた・・聖霊が注がれキリストの証人として用いられる力。聖別された奉仕の為与えられる力、消極的には、罪に勝つ、サタンに勝つ、迫害に耐える力。弱さのうちに現わされる天よりの力。

最後にステパノは議会に引き出され、尋問を受け、偽りの証言をされるが、そんな中、彼の顔は「御使いの顔のようであった」ステパノはこの世の悪意、攻撃の通じない神様との交わりの世界に生きていた。私共も、ステパノのようになれる事を信じ求めて参りましょう。

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