2021年08月15日・礼拝メモ
エルサレムからガザへ
聖書箇所「使徒の働き8章26~40節」
ステパノの殉教の死は初代教会に大きな転機をもたらした。教会への迫害が本格化し、聖徒達が各地に散らされ、彼らはみことばの福音を伝え乍ら巡り歩いた。その中にピリポが居た。
- Ⅰ ピリポについて・・彼は、使徒を助ける為に選ばれた7人の内の1人で、選ばれた条件の聖霊と知恵、信仰に満ちた評判の良い人であり、謙遜な人であった。
- Ⅱ ピリポのサマリヤ伝道・・当時ユダヤ人にとり、「神に捨てられた人々であるサマリヤ人」に福音を伝える事はあり得ない事、しかしピリポは神の愛に感じ、信じて福音を伝える。すると、サマリヤに大リバイバルが起こった(イエス様もサマリヤの女の人に伝道した)。
- Ⅲ エチオピア人への伝道・・サマリヤでの成功の最中、主は「立ってエルサレムからガザに行く道へ行く」ように命じられた。すると➀主の命令に全的に服従した。神のご計画は人の思いを越えたもの。エチオピア高官の馬車に遭遇、御霊の声に従い近づくと、彼は熱心な求道者であった。②ピリポは御言葉に精通した人で、この聖書の箇所から初めてキリストを伝え。その結果、彼は信じてバプテスマを受ける。そして、アフリカ最初の伝道者となる。これは異邦人伝道の発端となる。そして、神の約束の「聖霊が臨み、力を受け、エルサレム、ユダヤ、サマリヤの全土、さらに地の果て迄」の宣教の御業が成就していく。私達もコロナ禍の中で「ガザへの荒野の道」を歩んでいる様ですが、全てを益となさる神に従い、この時こそ取り組むべき事「祈り、みことば、神との関係の調整」の充電の時となりますように。「御霊によって生きているのなら御霊によって進もうではありませんか」ガラテヤ5章25節。