2021年10月03日・礼拝メモ
バルナバとサウロを聖別して
聖書箇所「使徒の働き13章1~12節」
誕生間もないアンティオキア教会はユダヤ人以外の異邦人に向かって、伝道の扉を大きく開いて行くきっかけとなりました。使徒の働きでは最も重要な分岐点です。
- 伝道に遣わされたバルナバ・パウロ
聖霊に満たされた5人は、教会にはなくてならない存在でした。しかし、彼らの祈りの中に働かれた聖霊は「聖別してわたしの召した任務に就かせなさい。」とバルナバとパウロを宣教の働きに送り出しています。この群れの創設者蔦田二雄師もシンガポール生まれで外交官を目指していましたが、福音に触れて献身しその生涯を主に献げ、創設当初より宣教師を送り出しました。 - 魔術者バル・イエス
やっている事は名前と全く正反対で、ことごとく主の働きを妨害していた魔術師でした。パウロが聖霊に満たされにらみをきかせその悪事を見破り、しばらくの間、パウロがダマスコで体験したように盲目になり手探り状態に置かれました。パウロが見抜いたのはサタンの巧妙狡猾さでした。対抗する必要を意識して、見事に福音宣教に勝利を得たのです。 - 入信した総督セルギウス・パウルス
彼は賢明な人でバルナバとサウロを招いて神の言葉を聞きたいと。総督の心にすでに求道の心が備えられていた事は何と言う先行的恩寵でしょうか。総督の立場で、はっきりとこのでき事を見て、主の教えに驚嘆して信仰に入りました。彼は奇跡を見て入信したと言うよりも「主の教えの驚き」その内容を知って心を開いたのです。人は心に信じて義とせられ、口で告白すれば救われるのだと言う単純で明快な回心経験を致しました。罪に悩み救いを求める人はいつの時代にもいる者です、勇気を出しましょう。