2022年01月16日・礼拝メモ
わたしはこの宮を栄光で満たす
聖書箇所「ハガイ2章1~9節」
この年は年頭より、ハガイ書、ゼカリヤ書から語られています。この二人の人物はイスラエルの民が捕囚の70年の束縛から解かれて、祖国に帰り、再び神殿建設に取組んだ時に立てられた器でありました。
- 1章の要約
神様の真意は崩された神殿の再健築であった。しかし民はきわめて冷淡に受け取っていた、神殿より自分の家の事、自分の生活を優先し、礎を築いて15年間ものざらしにしてしまった。神様はその問題を示された。彼らの勤労の収穫を6章「穴の開いた袋に入れるだけだ」と。ハガイは直裁的に民に語りかけた「生活にも奉仕にも神を第一とするようにと」。民は、神の御心を無視した自分本位の生活態度を捨てて、神殿建設に立ち上がりました。 - 更に勝る栄光の約束
ところが工事を始めて一ヶ月し、ソロモンの神殿に比べたら、規模も外観も装飾も華やかさを欠いたものである故に、資金や物資の乏しさの故に失望落胆してしまった。しかしユダの総督ゼルバベルよ、大祭司ヨシュア。「民の残りのすべての者よ、強くあれ 仕事に取りかかれ、主がともにおられる。」「わたしの霊はあなた方の間に留まっている」と、「わたしはこの宮を栄光で満たす」と神からの奨励があった。 - 金銀財宝の華麗と真の宮の栄光とは違う
イエス様もエルサレムの神殿を愛し「父の家」として12才の時に、ラビ達を相手に話をされた。そして、神殿の中で営まれていた腐敗に対し「宮きよめ」をされた。やがて私共の内なる神殿にイエス様をお迎えするところとなることを思うと感無量。「わたしはこの宮を栄光で満たす。この宮のこれから後の栄光は先のもにも勝る。」それは生きた信仰の継承です。今年は中身の充実を目指そう。