2022年03月27日・礼拝メモ

あなた方は種なしパンなのですから

聖書箇所「第一 コリント人への手紙 5章1~8節」

年会を越えて、新しい出発の朝となりました。緊迫している世界情勢と福音の急務、湘南教会も会堂の支払い完済と会堂の修復へ向かっていますが、目標は信仰の継承者を生み出すこと。神の恵みの御業に前進して行きましょう。

1)コリントの町の雰囲気は華やかな商業都市です。誕生して数年経過し、コリントの教会の実情は、不品行と分派、不秩序でした。問題は町の雰囲気ではなく、その様な町の雰囲気が教会に持ち込まれているという事です。パウロはこの手紙を通して、戒めているのです。「あなた方にお願いします。どうか皆が語ることを1つにして、仲間割れせず、同じ心、同じ考えで一致して下さい。」世的なものが入って来ると分裂が起こる。

2)ユダヤ人の過越は日本の人の正月、一年間の始まりです。過越の祝いにおいて種なしパンを食べた。悪と滅亡の腐敗をもたらす罪というパン種、少しであってもまん延する。教会は新しい塊のまま不純、不潔な罪を含まない塊としてスタートしたい。過越の小羊を予表するキリストの血。それによって、全くきよめられる恵みがある。きよめられて、秩序ある、敬虔な、聖なる喜びを持つキリスト者となりましょう。

3)御霊の実を結びましょう。肉のわざは明らかです。すなわち、① 淫らな行い。汚れ、好色、②偶像礼拝、魔術、③争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、妬み、④泥酔、遊興、そういった類いのものです。しかし御霊の実は愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。この一年お互いきよめられ御霊によって歩み、この様な実を結びましょう。

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