2022年05月01日・礼拝メモ

舟の右側に網をうちなさい

聖書箇所「ヨハネの福音書21章1~14節」

主イエス様は復活の朝、マリヤたちを通して伝言し、主は「あなたがたより先にガリラヤに行かれます。そこでお会いできます。(マタイ28章7節)」しかし、彼らは出身地ガリラヤに行ってみたが、いつお会いできるか全く分かりませんでした。

  1. 漁に出かけた7人の弟子達は、生活のためにでしょうか、目の前に主がおられない事、辛いことの気晴らしでしょうか。聖霊のバプテスマを受ける前でしたから、キリストの弟子として召命に従う力などはありませんで、元の漁師に戻っていった。
  2. しかし主は彼らを主の証人として福音を伝える召命に復帰させたのです。一晩中労して、一匹の魚をも取る事のできない事実。主の指示でなければ徒労に終わる。しかし主は夜が明け初めた頃、岸辺に立たれ語りかけます。「舟の右側に網をうちなさいそうすれば捕れます」そこで彼らは網を打った。結果、網を引き上げる事ができないほどの大漁となった。その事はかつて彼らが弟子入りした時に体験した事でした。(ルカ5章1~11節)
  3. 岸辺に立たれた主を発見したのはヨハネでしたが、いち早く行動に出たのはペテロでした。復活の主が約束通り現れてくださり、貴い召命を全うするよう導かれたのです。人にはできない事を主が、神故になされた事実。更に主は炭火をおこしパンを備え、魚を焼いて、朝食を整え、今取ってきた魚をも加えて、疲れ切った彼らに対し、豊に振舞われた。3度目の顕現で、彼らは召命に向かい、再び歩み出したのです。主はあなたを見放さず見捨てず扱い建て上げて下さる御方なのです。
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