2022年07月10日・礼拝メモ
神の国「聖霊による義と平和と喜び」
聖書箇所「ローマ人への手紙14章1~23節」
先週は梅雨空と真夏日が入り交じった一週間でした。体をいたわって、コロナに感染しないようにしましょう。
- 14~15章の初めは、信仰の弱い人たちへの愛の配慮なのです。互いに人を裁いてはならない、食物など些細な事のため、つまずかせてはならなと語っています。偶像に献げた肉類を市場で売っていた。信者の中で、それとは知らずに食べてしまい、それ以後一切肉類を食べない人もいたようです。パウロはこうした事には個々の自由な判断で良いと語っています。ですからそれで人をつまずかせるならば、食べない方がよいと語っています。
- 信仰の強い人・・・第Ⅰテモテ4章4節「神が造られたものは全てよいもので、感謝して受けるとき、捨てるべきものはなにもありません」キリストにより律法の束縛から解放されたのですから昔の律法により不潔だから食べてはならないことはない。しかし、それをもって弱い人の信仰を妨げてはならない。
- 信仰の弱い人・・・旧約の律法では食べて良いもの、食べてはならないものが区別されていた。(レビ11章)それで食べないと。しかし、本人の自由な意志による課題で、食べても食べなくても、新約の光では大切な救いの真理に牴触しない。
- それは福音の真理の自由を悟らず、なお儀式や習慣にこだわる弱い者であるが、それを批判したり、裁いてたりせず、兄弟として愛をもって支えるべきである。それにより、愛の一致が損われてはならない。神様はその心をご覧になる方で、大切な真理は「神の国は聖霊による義と平和と喜び」です。私達は愛によって人の徳を高める事に心しよう。神の御子・イエス様により十字架で罪赦されたお互いです。天国の住民です。