2022年07月17日・礼拝メモ
神の国「聖霊の力によって希望に溢れる」
聖書箇所「ローマ人への手紙15章1~13節」
- 先週に引き続き、信仰が強いと思っている兄弟姉妹は、信仰の弱い隣人を謙遜と寛容、愛をもって、互いに忍び合って参りましょう。何のため人を喜ばせるか、それは、建徳のためです。あなた方の内にキリストが形造られるまで私は再びあなた方のために生みの苦しみをしている。(ガラテヤ4章19節)とパウロは言っています。選民ユダヤ人と異邦人の立場が見事に調和し、この両者が一致して、福音の素晴らしさを証しするのです。
- パウロは同胞の救いを願って、その思いは尋常ではありませんでした。「私は、自分の兄弟たち、肉による自分の同胞のためなら、私自身がキリストから引き離されて、呪われる者となってもよいとさえ思っています。彼らはイスラエル人です。子とされることも、栄光も、契約も、律法の授与も、礼拝も、約束も彼らのものです。(ローマ9章3~4節)」パウロは同胞・選民の伝道に深い重荷と関心を持ちつつも、異邦人クリスチャンが、単純に信じて救われる姿を見て、「信仰によつて義とされる救いを」喜びと確信を持って伝えたかったのです。
- ですから「どうか、希望の神が、信仰によるすべての喜びと平安であなた方を満たし、聖霊の力によって希望にあふれさせて下さいますように。(13節)」と祈るのです。信仰者は神の国に導かれているのです。また、主イエス様の再臨が近づいているのです。目を覚まして、この再臨の時に間に合うように備えさせて頂きましょう。「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。望みを抱いて喜び、苦難に耐え、ひたすら祈りなさい。」「互いに一つ心になり、思い上がることなく、むしろ身分の低い人たちと交わりなさい。」(ローマ12章11~12節,16節)