2022年07月24日・礼拝メモ
信仰の友への祈りの嘆願と挨拶
聖書箇所「ローマ人への手紙15章30~16章16節」
今日は、ローマ書最後の箇所です。祈りのリクエストと、思い出す限りの人名をたどりながら、心のこもった挨拶が記されています。
1)パウロの祈りの嘆願
「兄弟たち。私たちの主イエス・キリストによって、また御霊の愛によってお願いします。私のために、私とともに力を尽くして神に祈って下さい」(30節)パウロは、このように熱心に、主を求め、信徒に祈りを求めた。彼は自らの無力さを認め、彼らに祈って支えて頂いて、貴い使命を果たすことが出来るのですからと嘆願している。
2)聖徒への挨拶
「よろしく」と言う挨拶は、コリントにいる側近者と、手紙を受け取るローマの兄弟姉妹に対しても交わしています。①最初はフィベ・・・この手紙の配達者で推薦状として。ケンクレアにある教会の執事で多くの人を、またパウロを支援した器。②プリスキラとアクラは、第二伝道旅行の時にコリントで出会い、それから主イエスを証しするために協力し合う間柄は、他では、見られない麗しい姿でした。パウロと同業者、天幕造りをしながらコリントの町での伝道を信徒の立場で共に労した。パウロのいのちを救う為なら自分のいのちを危険にさらした夫婦でした。異邦人教会の全体から感謝され、彼の家庭は解放して主の働きの為用いた。③エパイネト・・・アジア伝道の初穂、④非常に労苦したマリヤ。そしてその他多くの聖徒1人1人の名をあげての懇切な挨拶。⑤その中のルフォスは(13節)クレネのシモンの息子であると。(マルコ15章21節)無理矢理に、キリストの十字架を負わせられた結果の実。私達も、このような聖徒達のように、奉仕と生涯において主に推賞される者となりたい。