2023年05月28日・礼拝メモ

皆が聖霊に満たされた

聖書箇所「使徒の働き2章1~21節」 

ペンテコステは欠く事の出来ない重要な記念日です。過越祭7週後の祭(小麦収穫の感謝)その日に約束の聖霊が天より降ったのです。

Ⅰ ペンテコステの意義・・聖霊降臨は教会歴史に画期的な出来事でした。聖霊降臨なくして教会は存在しない。
Ⅱ 聖霊降臨の時・・「五旬節の日になって」の表現は時満ちての意。父の約束は人間が墜罪した時より数千年間に亘って、備えられて来た。エゼキエル36章の異象。ヨエルにより全ての人々への降臨の預言。主は「私はあなた方の所に助け主を遣わす」と。
Ⅲ 聖霊降臨はどこに・・皆が同じ所に集まっていた(1節)所に。弟子達は主の証人として福音を伝えるのはとても間に合わない者との自覚を持ち、主の約束「1章8節」を信じ、切実なる願いを持って「集まり、心を合わせ、熱心に」10日間祈り続けた所に注がれた。私共も同じように祈ったならば必ず聖霊が豊かに注がれる。
Ⅳどのように降臨したか・・明確なしるしを伴って風や炎の様に。風は、生命を与える神の息(エゼキエル書36章)主はニコデモに御霊によって新しく生まれる事を風の動きに例えられて語った。炎のような舌が一人一人の上に。炎が聖霊のしるしとして現すものは神の臨在です。イスラエルの旅に神は火の柱として付き添われた。モーセに燃え尽きぬ柴となって現れ「わたしがあなたと共に居る」と仰せられた。また火は御霊の力を意味する。福音を宣べ伝える賜物を象徴する。無学の普通の人が篤き愛の大胆さと熱意を持ち、大いなる霊の働きの器となっていた。そして火は罪を潔める御霊です。聖なる神の御性質にそぐわない汚れを焼き尽くして全く除かれる。
Ⅴ 聖霊降臨の結果 
➀皆が聖霊に満たされた・・スペースの問題でなく、聖霊は唯一の支配者、指導者になられた事。自分を明け渡し、心と生活の全領域に聖霊のご統御、支配に従う。神様の全き潔き性質に預る。
②他国の色々な言葉で話した・・この時エルサレムには国々に離散した敬虔なユダヤ人が祭に集まっていた。福音を速やかに効果的に伝える事を目的として他国の言葉で話す力が与えられた。
③新しい葡萄酒に酔っていると非難された・・聖霊は喜びの油・聖霊に満たされると喜びに満ちる。世の人の様に酒の力を得ずとも真の喜び勇気に満ちる。聖霊体験は継続していく事が大切。
聖霊に満たされねば福音宣教は成し得ない。集まって心を一つにし、切に祈りましょう。

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