2023年06月18日・礼拝メモ

初代教会

聖書箇所「使徒の働き2章41~47節」 

ペンテコステに聖霊が降り、教会が誕生しました。その最初の教会は今日まで2000年余りのあらゆる時代の教会の模範となっています。今日はその初代教会の特色と在り方について御言葉に心を留めましょう。聖霊に満たされたペテロの説教を通して主が働かれ、その日のうちに3000人もの人が救われ洗礼を受け、仲間に加えられ、教会の営みが始まった。まず初代教会の特色について42節
➀ 使徒たちの教えを守り・・・使徒達の教えとは今の私共には聖書です。十字架の贖いにより霊の誕生をすることは幸い。しかし、みことばにより養われていく必要があります。いつも励んでいた初代の人々のように集会に励み、メッセージにふれ続けましょう。

② 交わりを持ち・・・交わりとはギリシャ語でコイノニアと言い、それは「分かち合い」という意味です。重荷を分かち、恵みを分かち合う事。そして聖書は2つの交わりを言っています。第一に縦の神と人の交わり、そして横の信徒同士の交わりです。神との交わりを基本にした「主に在る交わり」でありました。

③ パンを裂き・・・聖餐式の事です。主が最後の晩餐にて、パンを裂き葡萄の杯を取り「これは私の裂かれた体、そして私の血の契約です。記念として、これを食し飲みなさい」と命じられました。主が私達の救いの為に十字架の上で生命を捧げられた事を感謝するものです。

④  祈りをしていた・・・祈りは個人のクリスチャン生活の原動力だけでなく教会の原動力でもあります。初代教会はしばしば集まり祈って諸々の課題を乗り越えて行きました。これらの結果、全ての人々に神様への敬虔な思いが生じ、多くの神様の御業、不思議としるしが行われていった。次に初代教会の在り方について、➀一切のものを共有していた・・財産共有は問題がありますが「共有し合おうという心の思いは」かしらなるキリストに属するお互いであるという思いから来ているもので、キリストの体の各器官として体の弱い部分乏しい部分を支え助け合うという事でありました。②もう1つの在り方は「1つになって」でありました。44節、46節、47節。主の御旨は「父よあなたがわたしのうちにおられ、わたしがあなたの内にいるようにすべての人を一つにして下さい」と祈られました。そのため贖いの業を成して下さった。人々が聖霊に満たされた事により彼らは心一つになって信仰に教会生活に励んだ。
私共も初代教会を模範として教会の建て上げに心して行きましょう。

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