2023年08月13日・礼拝メモ

すべてのものを生かす川

聖書箇所「エゼキエル書47章1~12節」 

今日はエゼキエル書より生かすいのちの川についてです。エゼキエルは捕囚となり敵国バビロンにて神の召命を頂き預言者となる。彼は神に背き霊的に弱体化していく祖国イスラエルを目の当たりにしながら神のメッセージを懸命に語り続けた。彼の見た幻は、川の流れが神の祝福となる回復のメッセージでした。この祝福の預言は末の時代の私共へのメッセージでもあります。この川の幻は、霊的に私達が経験すべき聖霊の御業を示しています。この箇所から3つの事を
Ⅰこの水の源について・・・水は神の聖所の祭壇から出ていた。➀神の臨在の場、神ご自身から。「わたしが与える水は・・・」ヨハネ4:14水の源泉もイエス様ご自身から②神の祭壇は、贖いの子羊が献げられる所です。そこは人の罪の解決(罪の赦しと聖潔)が行われる所、つまり十字架から流れ出る水、聖霊は贖いを通して神が与えて下さる事を示しています。この預言はキリストの十字架と復活を通して実現しました。
Ⅱこの水の川は、水かさが加わっていく事について・・この生ける水の流れは、別の流れ、支流が加わっていないのに水かさが急速に増す、不思議が起こっている。千キュピト行くごとに増し加わり、渡ることの出来ない泳げる程の川になった。神殿より流れ出る神の祝福は、初めは小さくあって低い地に行く程、増し加わったそのように神の祝福は謙るものに豊かに注がれる。聖霊はペンテコステの日、天より降った。そのように自分の罪を真実に告白し、また、自我を明け渡す所に注がれます。
Ⅲこの川の行く所すべてのものは生かされる・・この幻は、水が行く所すべてのものを活かし、癒すいのちの流れでした。そこは木が茂り、実のなる木が大きくなり、果実が絶える事無く、月ごとに実をつけていた。その実は食用となり薬となった。神の川は呪われた地を祝福の地に変えました。そのように汚れた心を聖い心に、神は聖霊によって変えて下さる。
神殿から流れ出る水、それはペンテコステに注がれた聖霊の預言でした。聖霊に満たされた弟子達は、愛喜び平和等の実を結び出て行って、すべてのものが生きる宣教の御業が進められました。「見よわたしは新しい事をする。もうそれが起ころうとしている」私共をして、生ける川の水が、周りの人々を生かす御業がなされる。

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