2023年10月08日・礼拝メモ

主に在って再会の希望

聖書箇所「第一テサロニケ4章13~18節」

今朝はすでに天国に行かれた方々を偲び神の御前に礼拝を献げる一時です。愛する者を天に送った者達には悲しみと共に大きな喪失感が残る。これはなかなかなくなるものではない。しかし、キリスト者には希望がある。聖書は、天に召された人々について「眠っている人達」と語っている。やがて起きる人達という事ですから希望の無い人達のように悲しまないで欲しいと語っている。今日は、再会の希望として、3つの事をお伝えします。

➀人の死について・・神様は人間を神のかたちとして創造され永遠に生きる者であった。しかし、人が罪に落ちた時、死が入った。罪の報酬は死です(ローマ6章)。全ての人は罪人であり、死は、全ての人に誰でも来る。「人間には一度死ぬ事と死後でさばきを受ける事が定まっている」へブル9章27節。詩編90篇では、人の人生は、一息のようだ。そして、その殆どは労苦と災いで、人生の短さ、空しさ、無常さを詩っている。しかし主に在って亡くなられた人は天国へ「我らの国籍は天に在る」と。主は「私は場所を備えに行く」と天国での住家が用意され、神との交わりに加えられている。
⓶復活の事実について・・「キリストは眠った者の初穂として死者の中からよみがえられた」主は死に勝利された。死は死で終わらない。キリストが天から遣わされた神の御旨は全ての人を終わりの日によみがえらせるためであると、語られている。御子を信ずる者は永遠の生命を持ちキリストの如く、やがて復活する。栄光の体、復活の体によみがえる。キリスト者の希望はここに在る。
③キリストの再臨の恵み・・キリスト者にとって、再臨は希望であり、困難に打ち勝つ力です。また、悲しみの時の大きな慰めであります。再臨については、イエス様ご自身が預言され、新約聖書の中に318回も記されている大真理です。その時は大号令とラッパの響きと共に天から降りて来られ、まず眠っている人達が復活し、その後に生き残っている聖徒が一瞬のうちに肉体が栄化し、引き上げられ、空中で主と会う。そして、すでに召された人々と再会するのです。何という望み、励ましでしょう。私共は主の御前に油を用意していた乙女の如く聖霊に満たされた歩みをし、「目を覚まして祈っていなさい」(ルカ21:36)との命に応じて再臨の時を待ち望みましょう。

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