2023年11月26日・礼拝メモ

闇の中の民は大きな光を見る

聖書箇所「イザヤ書9章1~7節」

主の導きにより、イザヤ書より語られて来ました10月は、6章よりイザヤの神経験11月は、8章より神が共におられると。今日は9章前半より、闇と光について。今の時代ほど、闇に覆われた時代はないでしょう。しかし、その闇の中に輝く光としてイエスキリストが来て下さいました。その喜びがクリスマスです。イザヤはキリストが来られる700年程前にこの預言をしたのです。

Ⅰ 闇について・・・当時の北イスラエルは神のみことばに従わなかったのでアッシリア帝国をはじめ、異邦の民に踏みにじられ、苦難と闇に贖われていた。ユダヤもやがて、捕囚の民となる。私達も漠然とした世の将来への不安、ニュースを暗くする様々な犯罪、悪、疑惑、また、自分の内に持つ闇、不信仰から来る不安、人に隠している罪や過去のあやまち等、罪による闇がないでしょうか。イザヤが言う「闇の中を歩む民」とは自分の事だと自分を見出す者は幸いです。心の貧しい者は幸い。悲しむ者は幸いです。主は、闇が無い人を救うためでも、全て成功、勝利者という人を迎えるためでもなく、闇が敵である事を知りながらも、その闇に囲まれつつある人を招いておられる。パウロは神を信じ乍ら闇の中を歩んでいたが、それを照らす光に出会って、目からうろこが落ちた。
Ⅱ 光とは何か・・・ヨハネは「この方には、いのちがあった、このいのちは人の光であった。光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった」と証詞している。それは、すべての人を照らす真の光なるキリスト。その方は、自ら闇を通られた方・・・私達の闇を十字架の上で、ご自分の闇として背負い飲み干して下さり、闇に勝利され大いなる光への道を開いて下さった方。
Ⅲ  光による祝福・・・➀闇よりの解放、様々な苦悩と罪からの全き解放。⓶多くの実を結ぶ・・国民を増やし(繁栄)、喜びに満たされる。③一人のみどり子が与えられる-救い主の約束。世界中が霊的闇に覆われている現代です。
しかし、光は闇の中に輝いている。今は恵みの時、救いの日です。光の中を歩んでいるなら御子イエスの血が全ての罪からきよめて下さる(第一ヨハネ1章7節)光なる主に従い、光の子供として輝く者でありましょう。

Copyright© 2024 インマヌエル湘南中央キリスト教会 All Rights Reserved.