2023年12月03日・礼拝メモ

おことばの通りこの身に

聖書箇所「ルカの福音書1章26~38節」

本日よりアドベントに入りました。クリスマスは世界中で祝われ、その意味を知る人も知らない人も、キリストは全人類の救い主ですから、人間にとり幸いな日として喜び楽しむ事は感謝です。イザヤは闇の世に光が輝き出て、闇に打ち勝つ。「ひとりのみどり子が与えられる」と預言した。その預言が成就した。今朝は救主誕生の告知の記事より。告知は

1.ガリラヤの処女(乙女マリヤ)に・・・ガリラヤは異邦人に踏みにじられた所。しかし、「異邦の民のガリラヤは栄誉を受ける」と預言されていた。神様は世の地位、知恵力に満ちた者ではなく、人からいやしめられた者に目を留められる。私共もパウロが証詞しているように(第1コリント1:26~29)無に等しい者を選ばれた。ガリラヤの名もなく貧しい女性が全人類の救い主の母という最高の栄誉を受ける身となった。「この貧しいはしために目を留めて下さった」
2.イエスの受胎の告知・・・御使いの「おめでとう恵まれた方、主があなたと共におられます」「これはどういう意味?何のあいさつか」と戸惑うマリヤ。御使いは、「あなたは身ごもって男の子を産む」と、どのようにしてそのような事が起こるのかの問いに「聖霊が臨んで、神の力によってマリヤの内に宿られる」神が人となられる「受肉」された事は神の御業である。人が生まれ変わるのも聖霊の御業である。
3.マリヤの信仰・・・マリヤはついに神様が自分を通して成される神の約束を受け入れた。マリヤにとり、結婚前に子供を宿す事は、婚約者に疑われ、人々から嘲られ、律法により石打で殺される刑を受ける事になるかもしれない。しかし、マリヤは「私は主のはしためです。おことば通りこの身になりますように」と神への全き信頼(信仰)と服従、献身を決断した。信仰を持ってそれを貫いたなら大いなる喜びと讃美があふれてくる。それがマリヤのマグ二フェニカ(讃歌)です。
2023年のクリスマスは私共にとってどんな恵みのクリスマスとなるでしょうか?何よりも卑しい自らにマリヤの如く聖霊によってお宿り下さっています救い主を崇め、全的信仰、献身、服従の歩みを致しましょう。

 

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