2024年01月21日・礼拝メモ

愛のうちに建てられる

聖書箇所「エペソ人への手紙4章1~16節」

 毎日の日課は、朝早くモーセが神の山ホレブへ登ったように、坂を登って神学院へウオーキング。神学院は聖なる神の臨在豊かな地、「神に近づきまつるは我に良き事なり」幸いを覚える時です。教会も世の戦いから離れて、主の臨在にふれ、みことばと力とを与えられ、神の民と造られていく場、神の山ホレブであるようにと願います。

このエペソ書はパウロが獄中より送った手紙で主題は「キリストの体である教会です」異邦人であった者が今はキリストの教会に加えられ、どんなに素晴らしい立場に入れられているかを1~3章に(教理)語られ、それにふさわしい生涯と戦いを全うされるようにと4~6章に(実践)語っています。パウロは囚人となり、苦難の中だが神は恵みと神の力とキリストの測り知れない富を与えて神の祝福が人々に及ぶ機会となっている。ですから私の事で落胆しないようにと。また、人々の為祈っている。➀内なる人が聖霊により強くされるよう。②キリストの内住を認識するよう③主の計り知れない愛を知り、この愛に根差し、生きるよう。④神の知恵、力、恵み、愛に、すなわち、聖霊に満たされるようにと。それを土台にして4章では教会の建て上げについて語っている。

Ⅰ 神の招きによって集められた人々・・・教会は建物ではなく、神に召された者の集まりであり、主に在る「家族」である。キリストの十字架、その裂かれた体により、神との平和、隣人との平和が築かれ、千差万別の人々が1つの群となっている。希は一つ、体は一つ、御霊は一つ、主はひとり、信仰は一つ、バプテスマは一つ、すべてのものの父である神は、お1人と、7つの恵みにより1つにされている私達です。ですからその招きにふさわしく

Ⅱ御霊による一致を熱心に保ちなさい・・・謙遜、柔和の限りを尽くし、寛容をもって互いに耐え忍び、平和の絆で結ばれるように(これらは聖霊の実であります)

Ⅲ建て上げられていくよう・・・神様が教会にお与えになった賜物はいろいろあります。それは、みな、教会の成長と奉仕、そして建徳のためです。1人1人が自分に与えられた賜物に従って忠実に奉仕する事は互いに徳を建て、教会が頭であるキリストに向かって成長していくのです。体全体があらゆる節々を支えとして組み合わされていく。主に仕え、祈り合い、協力し合う事により建て上げられていく。キリストの愛を土台(要とし)とし、互いに支え合い乍ら共に成長させて頂きましょう。

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