2024年01月28日・礼拝メモ

古い人を脱ぎ、新しい人を着る

聖書箇所「エペソ人への手紙4章17~32節」

もう一月も残り少なりました。教会総会も行なわれ、新しい出発の時となりました。関東では穏やかな日が続いていますが、他は日本列島、北から南の鹿児島まで雪が降る。まことに寒いのは変わりありませんが、気持ちを刷新して新しい年も進み行きたい。先週にエペソ書から、主の語りかけを聞きつつ、この年も主にある信仰の力により、焦ることなく、怠ることなく進みたいと祈ることです。先週はエペソ書の4章の前半を総会の前に語って頂きました。「謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛を持って互いに忍び、平和の絆で結ばれて、御霊による一致を熱心に保ちなさい。」一年間の合い言葉としてとらえていきたい。

1)異邦人が空しい心で歩んでいるように歩んではいけません。ユダヤ人はアブラハムの末の子孫として、誇り高き、信仰と意識とを持っていました。ユダヤ人は神に選ばれた選民として、立っています。しかし救い主を十字架に付けてしまったのです。彼らの無知とかたくなな心の故に救い主であることが分からなくなっていました。私たちの古い人がキリストと共に十字架に付けられたのは、罪のからだがほろぼされて、私たちが罪の奴隷ではなく、愛する神の御子の愛の奴隷となってイエス様について行く生涯です。神様に差し出した身であるのですから、その後は神様が責任を持って、御守り導いて下さる。さあ進もう愛する主とともに、

2)新しい人「人を欺く情欲によって腐敗していく古い人をあなた方が脱ぎ捨てること。また、あなたがたが霊と心において新しくされ続け真理に基づく義と聖をもって神がたどり造られた新しい人を着ることでした」。これは回心前の罪の性質で、「救いの体験より、きよめの体験をさしています。」ですから古い人を脱ぎ捨て、新しい人着る生涯に進み行きましょう。今年は古き人を潔よく脱ぎすてて、空の器になりきって、新しい神の備えて下さった新しき人を着よう。自分自身を差し出し、献げて、全部神様にお任せして、一日一日を歩もう。神様の御前に献身を新しくして進む。自分のなし得ることを良く認識し、献身を更新させて、新しき人となって神様の御奉仕に携わらせていただきたい。

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