2024年03月10日・礼拝メモ

悪魔の策略に立ち向かう

聖書箇所: エペソ人への手紙 6章10~20節

今日はエペソ書の終わりの箇所より語られています。パウロは「終わりに言います」と大切などうしても言っておかねばならない事を伝えている。それは「主に在って、その大能の力によって強められなさい」と。何故なら
Ⅰ悪魔の策略が有るからです・・私達は悪霊との格闘・戦いがある。「我らは血肉と戦うのではなく、天の処にいる悪の霊と戦う」とある。現在、戦争が有り、その悲惨さにもう戦いはいらない、やめて欲しいと叫びたい。平和な日々を送りたい。しかし、血肉を持つ人間でなく、暗闇の世界の支配者である悪魔と、その支配下の悪の霊との戦いである。サタンのねらいは、神の偉大な贖いの御業を破壊し、信仰者を神から離し、罪に陥れよう(不信仰と不服従に)にと働く。教会を建て上げる霊の働きを留め、この世の霊の支配化に持っていこうと働く。実に巧妙ですから、霊の目を開いていなければならない。この悪魔に勝利するために
Ⅱ 神の大能の力によって強められる。・・この力は、キリストを死からよみがえらせ、神の右の座に着かせられた力であり、内なる人に働く御霊により、力をもって強めて下さる。キリストが約束し注いで下さった聖霊による神の人格の力、信じる者に働く、悪魔の策略に立ち向かって行く力、悪い者に打ち勝つ力です。
Ⅲ そして神の武具で武装する・・サタンの策略に勝ち抜くため、7つの武具が与えられている➀真理の業、②正義の胸あて、③平和の福音の備えの靴、④信仰の盾、⑤救いのかぶと、⑥御霊の剣、すなわち神のことば・・サタンを倒す事のできる武具、主は、この剣でサタンに勝利した。日々、御言葉を心に蓄えよう。そして最後に⑦御霊によって祈る・・祈りは信仰者にとって信仰の戦いの最大の力の源である。御霊は私達の祈りのためとりなして下さり(ローマ8:26、27)生きる中に大能の力を注いで下さる。ですから霊の戦いを続けることができる。教会は集まって祈る所であり、互いに祈り合う時、神の大能の力が注がれ、祈る教会に神の大能の力が働き続けるのです。明日、何が起こるかわからない時代です。目をさまして、御霊により祈り続け、忍耐の限りを尽くして祈り続け、神の大能の力の御業を待ち望みましょう。主はすでに勝利を得て下さっているのですから。

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