2024年04月28日・礼拝メモ

模範なるキリスト

聖書箇所: ピリピ人への手紙2章1~18節

今年の夏は暑くなりそうです。草を刈ったところに、土色のヘビがひなたぼっこに出てきた、年に何回かは学院で見るのですが、この春の暖かさに体を温めていた。随分長く体を暖めていた。

 ローマの獄中にいるパウロに、マケドニヤ半島のピリピの町から、贈り物が届いた。懐かしい便りに感激し、その御礼の手紙がピリピ書です。「ですから、キリストにあって励ましあり、愛の慰めが有り、御霊の交わりがあり、愛情と憐れみがあるならば、あなた方は同じ思いとなり、同じ愛の心をもち、心を合わせ、思いを一つにして、私の喜び満たして下さい。何事も利己的な思いや虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。5~11節は7重の謙遜が記されています。神としての栄光と権威を持っておられた主が、罪人を救うために、自ら進んでへりくだられた。謙遜は自己放棄の精神からでる事であるが・・・ここではご自分を棄てられたキリストの7重の謙遜が、私たちの模範として示されている。5~8節です。罪人の救いのために➀天の宝座から降り、この世の人間社会に降りて来て下さいました。②おのれを空しくして僕のかたちをとり、③神にも人にも仕える者となり、④人類の中でも王侯貴族ではなく卑しい貧民の家に生まれ、⑤一生服従の生涯を送り、⑥重罪の囚人と共に十字架につけられる恥辱を受ける。⑦重罪の囚人と共に十字架にて極刑とされる。主イエスは十字架で死を遂げられたが、3日目によみがえられた御方である。ですからすべての舌が「イエス・キリストは主です。」と告白し、父なる神に栄光が帰する。このピリピの教会は模範的な教会でしたが、4章に「ユウオデアとシンティヶに勧めて、主にあって同じ心になって下さい。」と、真の協力者を目指してほしいと、切に願っている事を思うと、教会が高嶺を目指して、皆が一致して進むように勧められています。同じように、あなた方も喜んで下さい。私とともに喜んで下さい。喜びは、教会の潤滑油として、無くてならないものです。賛美集会も潤滑油です。この教会も、豊かな恵みのマナを注いで頂きましょう。

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