2024年05月05日・礼拝メモ

最初の祈り会

聖書箇所: 使徒の働き1章1~14節

5月はペンテコステの恵みを称える月であります。本日の聖書箇所は、聖霊降臨の約束と主の昇天、そして、弟子達の祈り会について記されています。主は、40日間に亘って、顕れ、神の国について語られた。また、福音を全世界の人々に伝えるよう命じられた。けれども、すぐに出て行くのではなく、「いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい」と語られた。それで彼らは、出て行く前に都に留まり、「集まって心を一つにして祈っていた」14節。これは「最初の祈り会」でした。

Ⅰ なぜ祈り会を始めたか(理由)・・・主より「父の約束を待ちなさい」と語られたから。父の約束とは、聖霊のバプテスマ。それは旧約の預言者によって、バプテスマのヨハネによって語られ、父なる神様が約束された。全て信ずる者に与えられると。その約束を信じて祈り待ち望んだ。
Ⅱ 何をどのように祈ったか(祈りの内容)・・・➀もちろん、約束の聖霊のバプテスマを。聖霊の満たしです。「聖霊があなた方の上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム・・・地の果てまでわたしの証人となります」8節。主から委ねられた使命を果たす。キリストの証人となる為に、聖霊の力により、私共の生き様、人格を通して、キリストの福音宣証の御業が進むために、聖霊降臨を祈った。②どのように。弟子達は、3年半親密な間柄で過ごした信頼できる、主が天に昇られ、天に居て彼らの祈りに耳を傾けて下さるという確信を持って祈った。私共は、キリストを見たことはないが愛して信じて、言葉につくせない喜びに満ちた信仰によって祈りたい。主が贖いを成し遂げられたので、はばからず神に近づき祈る事ができる。キリストの名を通しての祈りが始まった。③どのような祈り会であったか・・・➀集まって祈った。500人の人が復活の主に会った。しかし、主の命令に従って、聖霊を祈り求めた者は120人であった。祈りの真意を知る者のみが戦って祈りに集まる。②継続して祈る。彼らは10日間、日夜徹して、祈り続けた。③集まった者は「心を一つにして祈っていた」霊の一致と目的の一致がなければ、心を一つにして祈る事はできない。「なおの事、天の父は求める者に聖霊を与えて下さいます」ルカ11章13節。心を一つにして執拗に祈る祈りに主は応えられないはずはありません。今、何が一番必要でしょうか。聖霊の豊かな注ぎと働きが必要です。祈って待ち望みましょう。

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