2024年08月25日・礼拝メモ

迫害者、パウロの回心

聖書箇所:使徒の働き9章1~19節 
暑い夏も半分が過ぎました。迎える9月は気候も少し和らぎそうです。しかし気を緩めず健康管理をしっかりして、この夏を乗り越えましょう。8章は、バルナバとピリポの奉仕でした。両者とも聖霊に満たされた一般信徒であった。ピリポはユダヤ人からは好まれない地、サマリヤにおいて非常に良い奉仕をし、キリストを宣伝え、福音伝道の御業が推し進められていたのである。しかし突然、神はピリポに、「エルサレムからガザに下る道に出なさい」と語られた。即刻、彼は従った。ピリポを待っていたものは、馬車に乗っていたエチオピアの女王カンダケの高官であった。女王のすべての宝物を管理している宦官であった。そして彼はピリポの個人伝道によって明確に救われ、エチオピアでの福音拡大の発端となった。今日の9章はパウロの回心
1.「サウロサウロなぜ、わたしを迫害しているのか」イエス様が天からパウロに語られたことばです。どの時代でもその使命にふさわしく生きる人は少ない。これが現状です。クリスチャンはいる。しかし、その名にふさわしく生き、働く人は少ない。なんと言う現状でしょうか。選びだされたクリスチャンはいても、働き人は少ない。しかし神様は真実な方です。クリスチャンを嫌って、迫害を加えていた人物パウロに現れ、罪を示し、その罪を赦して下さいました。そればかりでなくキリストの大使として、使命を担う器に造り変えて下さったのです。「わたしの名を異邦人、王たちイスラエルの子らの前に運ぶわたしの選びの器です」
2.「この方こそ神の子です」20節。この事こそ、キリスト教会が存立している意味です。イエス・キリストは、人となられた神です、人が神に祭りあげられるような人間社会の中で、ただお一人、神が人となってくださったイエス・キリストです。ですから彼の生涯で一番輝いた事は、十字架の贖いのため、死なれたが、復活の体によみがえられて、生きておられる事です。私達の初穂として、復活された歴史上の御方です。ですから、この方を一人でも多くの人々に伝える使命が与えられたのです。
3.「キリストはすべての人のために死なれました。それは、生きる人が、もはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるためです。私たちは今後、肉に従って人を知ろうとはしません。」それまでの生涯は、肉に従って自分のために注いでいた人生でした。しかし、彼は、キリストを宿す者として生き始めました。
4,救い主イエス・キリストと共に歩む人生こそ、かけがいのない人生です。さあ、この道を私たちも共に歩みましょう。

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