2024年10月27日・礼拝メモ
私は罪深い人間です
聖書箇所:ルカの福音書5章1~16節
過ぎる週は忙しい一週間でした。関東聖化大会、BTCオープンキャンパスが続きました。しかし、今日は講壇に立たせていただけますことを感謝します。ペテロは沢山の失敗をした弟子でしたが、最後までイエス様について行きました。この時はペテロの方から「主よ、私から離れて下さい。私は罪深い人間ですから・・」夜通し漁をしたけれど何一つ捕れませんでした。でも、御言葉通りに網を下ろして見ましょうと主イエス様を信じたのです。少年の頃、春先の冷たい水の中で、小川に入り、イワナを3匹捕まえた時の感動をいまでも覚えています。三匹もイワナを捕まえることは、前にも後にも無かった出来事でびっくりした事です。今日の聖書の最後の言葉は「祈っておられたイエス様」です。ペテロのためにどれほど祈られたでしょうか。主は12人の弟子みな祈られたのです。
1) イエス様は謙遜な御方であった。「陸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった」それから船の上から岸辺に集まった人たちに説教をされた。罪人と言われた人たちは犯罪者ではありません、しかし、嘘をついたり、騙したり、自慢する事が得意だったり、金儲けの話には食いついたのです。しかし、主イエス様は謙遜な御方です。そんな罪深い人々に寄りそって下さいました。人々は夕方になっても家に帰るより、イエス様と一緒に過ごしたかったのです。
2) 罪。「自分は王様で、周りの人は使用人」このような心があります。私が幼い時、母親が買っておいた味噌汁の煮干しを沢山盗んで食べてしまった。天井から籠をつるしてその中に子供の手が届かないようにつるした。それも踏み台を持って来て、ズボンのポケットに詰めて遊びに出かけたのです。
3) 夜学の高校ではリンゴ泥棒がはやった。学校の帰りにリンゴ園に行き、カバンにリンゴを詰めて帰る。教頭先生はこんこんと生徒を集めて、叱った。そして、お腹を空かして学校に来る夜学の生徒にリンゴを配られたのはありがたかった。最近、闇バイトという言葉が使われるけれども、バイトではなくて犯罪です。しかし、時代は変わっても今日のおことばのように、罪人を救う、主イエス様は変わりありません。そして、そんな者を救うだけでなく、人間を獲る漁師として下さるのです。