2025年02月09日・礼拝メモ

目標を目指して

聖書箇所: ピリピ人への手紙3章11~21節
 先週は寒い日が続きました、体調を壊している方はいませんか「自分の体は自分が一番よく知っている」と言いますが、一番良く知っているのは、神様です。その事が体験できる年でありたい。明治時代、日本に来日したヘボン博士が横浜に来られた頃、こんなエピソードがありました。
鎖国の門が開き横浜開港で(1859年10月)博士ご夫妻は来日した。医師である彼はニューヨークの病院や資産を売却し、宣教師としてやって来た「キリスト教徒は殺される」と言われた危険の中に身を投じたのだ。当時の日本の衛生状態は悪く、特に眼病や天然痘が多く、結核も野放し状態であった。横浜市の沿革史によると治療費は無料で、横浜に建てられた病院には、毎日、門前市をなすように患者が集まったという事です。パウロはユダヤ教徒でした。生まれたときからユダヤ教の使命を持って生きた器でしたが、途中からキリストの十字架に向き合わされ、その後は、キリストの宣教の器に造り変えられたのです。信仰者として使命を果たすランナーとして歩き出したのです。彼の使命観をもたらしたのは、爽やかな回心体験でした。私共も、彼のように歩き続けることが出来る。二本の足でおぼつかなくても杖をついて歩く事も考えられます。何とか福音の使命の為に歩いていきたい。

  1. 私達の目標は御国に迎え入れられる事です。パウロはその信仰に輝いて走った人物です。パウロのように走れなくても、ゆっくり杖をついて歩く事もできる。
  2. ルカ伝の2章の後半、シメオンとアンナが登場しますが、共に敬虔な老聖徒で。シメオンは「主よ、今こそあなたは、お言葉通り、僕(しもべ)を安らかにさらせて下さいます」イエスの両親を祝福した。アンナは女預言者で宮を離れず、断食と祈りで夜も昼も神に仕えていた。どちらも救い主を目の当たりに見て喜びあふれたと。
  3. クリスチャンである限り、復活の希望を信じて歩き続けよう。「復活の希望を持つことは信仰者の特徴です」パウロの信仰の土台も、復活の希望である。彼は、クリスチャンを迫害していた。しかし、主は彼を信仰に導かれたのである。
  4. 主が天より来られる時「キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私達の卑しい体をご自分の栄光に輝く体と同じ姿に変えてくださいます。」私達は、これに向かって、目を覚まし前進すべきです。
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