2020年05月24日・礼拝メモ
イエスは目を天に向けて
聖書箇所:ヨハネの福音書 17章 1~19節
イエスさまは最後の晩餐の席上、最後のお別れのスピーチをなさり、そして大祭司としての祈りを持って締めくくられました。今日はその祈祷の内容を通して語られています。
Ⅰ ご自分のための祈り1~5節
イエスさまは御父から地上において彼に命じられた御業(永遠のいのちを与える)を今や成し遂げて、それによって御父に栄光をあらわしたと報告された。更に受肉以前に御父と共に持っていた栄光を再び与えられるようにと願われた。
Ⅱ 弟子達のための祈り 6~19節
その① 弟子達の一致のために
「わたしはもう世にはいなくなります。彼らは世にいますが、わたしはあなたのもとに参ります。・・・わたしたちと同じように、彼らが一つとなるためです。(11節)」十字架に向かわれるイエスさまは、福音を担う弟子達が御父と御子が一つであるように彼らも一つになって行けるようにと祈って下さったのです。
その② 悪しき者から守られ、彼らが聖別されること
「わたしがお願いすることは、あなたが彼らをこの世から取りさることではなく、わるいものから守って下さることです。(15節)」聖なる神にお仕えするために悪に陥らず魂を聖める、つまり聖別される事。
Ⅲ 教会のための祈り20~26節
「父よ。お願いします。・・・わたしの栄光を、彼らが見るようになるためです。(24)」キリストの弟子たちの一致は、世に対して大きな説得力を持ち、また教会は一致の中で建て上げられて行きます。(エペソ4:12~13)