2020年06月14日・礼拝メモ
真の敬虔
聖書箇所:ヨブ記 1章1~12節
- ヨブ記を読む前に「神様は誰にも遠慮する事なく、ユニークな器を作り出したく思っておられる」今日は裕福な中において敬虔な信仰を持ち続けたヨブの姿に目を留めます。
- 福音書のなかで、富める青年の記事があります。「富を持つ者が神の国に入るのは、なんと難しい事でしょう」と言われたイエス様が、弟子達に「それは人にはできない事です。しかし、神は違います。神にはどんなこともできるのです。」と言われたのです。ヨブはまれに見る富豪でしたが、富んでいる中であって、富よりも真に神を敬う信仰者として、道徳的にも人格的にもすぐれた人物でした。
- ところが、ヨブには全く聞かされない天上にて神様とサタンのやりとりがあったのです。主はサタンに仰せられた。「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を畏れ、悪から遠ざかっている者は一人も地上にはいないのだが。」サタンは主に答えて言った。「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。」(1:8~9)このやりとりのなかで生まれたのが途方もない試練です。
- ヨブは裕福な中にあって、神の御前に敬虔に歩むことができました。そして更に神は彼を試みられます。私共はどうでしょうか、サタンは隙を狙って裕福な人を妬むような誘惑を持ってきます。詩篇73篇を読んで、富んでいる人を妬むような誘惑に惑わされず、お言葉を握って立ち上がりましょう。「ついに私は神の聖所に入って彼らの最後を悟った。(17節)」「あなたは私を諭して導き、後には栄光のうちに受け入れて下さいます。(24節)」