2020年09月06日・礼拝メモ
あなたも行って同じように
聖書箇所:ルカの福音書 10章25~37節
「9月は防災の月です」案の定、強力な台風10号が九州の西を北上しています。我らの主イエス様の心の内は、怒濤のような現実の厳しさの中にありながら、御父への信頼と喜びで満ちていたと言うのです。「天地の主であられる父よ、あなたを褒めたたえます。あなたはこれらの事を、知恵ある者や賢い者に隠して、幼子たちに現して下さいました。(21節)」
- 律法の専門家はイエスを試みて「先生。何をしたら、永遠のいのちを受け継ぐことができるでしょうか」と言った。当時の律法学者の得意とすることは「律法を守って御国にゴールインする事」でした。そればかりでなく彼は自分が正しいことを示そうとしてイエスに言った。「では、私の隣人とはだれですか。」なんと言う軽々しさでしょうか。
- 祭司、レビ人が通過した後、良きサマリヤ人の到来。そこに燐国のサマリヤ人が通りかかりました。普段はお付き合いしてないユダヤ人、しかも仲の悪い人と決めつけていた隣人です。あっ、あの人は困っている。私は助けることができる。これは、私たちの主イエス様の心そのものです。人間がいかに主イエス様の真心を悟る事に鈍いことでしょう。
- あなたも行って同じようにしなさい。どうしたら、愛の労苦を惜しまないで、気軽に取り組めるか。①困っている現状に目を留めること。②自分の大切な命は、同じように相手にとっても大切なこと。③天国の備えの為、キリストの心を実行し、私たちが御国に入るにふさわしくなる予備訓練、④実践は実践によって学ぶ学科であること。