2020年12月13日・礼拝メモ
天使の讃美
聖書箇所:ルカの福音書 2章1~20節
ベツレヘムへの住民登録はイスラエルの国を治めていたローマ帝国の全盛時代、課税対象の正確な資料を作り出すためでした。どんなに離れた場所にいても所有していた土地を確かめ、登録しなければならない事でした。
- おびただしい天使。「天使の群れ」と言ったら良いでしょう。神様をほめたたえる天使の姿を、天に上って行く前に、地上より見る事が出来たすざましい光景です。「グロリア・イン・エクシェルシス、本当にこれは聞きたかったメロディーの讃美であった事でしょう。イエス様を罵り十字架につけた人達は、もし天使のこのような軍勢が来たら大敗北です。
- 羊飼いの腰は軽かった。腰が軽いと言う言葉の使い方は、「阻喪の多い、未熟な」と言う意味ですが、新しい挑戦、不思議な世界に出かけるような心の身軽さです。一日中働き通し、そして解放される。羊飼い達もそうでした。家畜小屋のランプの明かりを手がかりに発見したのです。そして誰よりも真っ先に救主なる御子を礼拝をしたのです。
- そして帰る時の彼らの心の姿はどうでしたか。「羊飼い達は、見聞きしたことがすべて御使いの話した通りだったので、神を崇め、讃美しながら帰って言った。」この最後の御言葉の何とも味わい深いことでしょう。彼らは救い主に出会い、恵みに満たされた。天使が教えてくれた通りであった。それを確認できた。霊の世界の現実を確信できた。昔から預言者を通して語られてきた事が成就した。それ故に神を崇め讃美しながら帰っていったのです。