2024年08月04日・礼拝メモ

すべての点で人と同じように

聖書箇所:へブル人への手紙2章9~18節  

猛暑の中、今朝も変わりなく集まり礼拝を献げる恵みを感謝です。へブル書より語られています。この書より、頂いている福音の素晴らしさを実感し、それに生きる者とならせて頂きたいと思います。へブル書は旧的の信仰から新約の信仰を受け入れ、キリスト教徒となったユダヤ人へのお手紙で、旧約時代のものを引きずっている彼らへ約束され預言されていた待望の救主の実現により、贖いが成就した。そのすばらしさについて知って欲しいと願い記された手紙です。1章にはキリストのすばらしさについて。神の御旨は、昔は預言者によって語られたが新約の時代には御子を通して語られ、この御子は、神の本質の完全な現われであり世界の創造者、維持者であり、罪の潔め主で、神の右に着座しておられる。神の御使いより、はるかに優れた御方であると記されている。2章に入ると神なるキリストが人となられたという驚くべき事について語られている。なぜ神であられる御子が人と同じようになられたかについて4点。

1.苦難を通して救いを完成される為・・イエスは死の苦しみを全ての人のため味われ、救いを全うした。人としての命を私達に与える為に生まれなさった。
2.私達を兄弟と呼んで下さるために人となられた。・・潔めて下さるキリストと潔められる私達、皆、お1人の父なる神を持っている。私達が信じて神の子とされた事で、長男なるイエス様が私達を兄弟と呼んで下さる。素晴らしいことです。
3.死の恐怖から解放して下さるため(14~15節)主が人となられ、十字架で死んで下さった事により、死の恐怖の奴隷となっていた私達が解放された。私達と同じ肉体を持っておられ、十字架で死なれ、復活された。
4.あわれみ深い大祭司となるため。(17~18節)・・主はあわれみ深い忠実な大祭司となるため、全ての点で、私達と同じようになられた。そして、ご自身の血により、罪のなだめの献物とした。主は全ての点で私達と同じようになられて、人としての苦しみ、叫び、悲しみも経験された。それは試みられている人を助ける為でした。その方が大祭司として、あなたの為に絶えず祈り、とりなして下さっている。感謝して聖なる道を進ませて頂きましょう。「イエスの血は全ての罪より我らをきよめて下さる」

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