2024年09月15日・礼拝メモ
コルネリウスの家族に福音が
聖書箇所: 使徒の働き10章1~28節
福音伝道に良い方法がありますか?それは「求めている者に福音が届けられた。これが一番よい用法です。」今日のメッセージはその事についてです。ペテロが昼下がり夢を見た。天からつり降ろされたシーツの中に家畜、地上の動物、鳥がいた。ペテロよ、食べなさい。しかしペテロは断った。主よ、そんなことはできません。私はまだ一度も、聖くないものや汚れたものを食べた事はありません。
ペテロの説教
1)その後、ペテロはこう言った。「これで私は、ハッキリと分かりました。神はえこひいきする方では無く。どこの国の人であっても、神を恐れ、正義を行う人は、神に受け入れられます。神はイスラエルの子らに、みことばを送り、イエス・キリストによって、平和の福音を宣べ伝えられました。このイエス・キリストは全ての人の主です。イエスは巡り歩き、良い技を行い、悪魔に虐げられている人々を皆癒された。それは神がイエスと共におられたからです。「イエス様が悪霊に就かれている。」と、群衆のヤジがとばされましたが、主は、悪霊をその人から追い出したのですと。」
2)よみがえったイエス様と一緒に食事した。(ヨハネの福音書21章)それだけに使徒信条の文面通りの御方であることをハッキリとさせ、群衆の心に寄り添うように語った。ペテロの円熟さを見る。若さで押し切らなくても、汚れをきよめて下さる主イエスの真実さを語り、より一層聞く者の心を開いたのではないでしょうか。コルネリウスの親族に分かり易く、親しみ易く、穏やかに丁寧に語りました。
3)45節、「異邦人にも聖霊が注がれた。」この事を通して全世界の人々に向かって宣教の働きが進む事になったのです。今も、私達も身の回りの宣教を地道にするとともに、世界への宣教のビジョンを持って、伝道に取り組み、目を遠く、広げて行きましょう。
4)イザヤ書55章6~7節「主に求めよ、お会いできる間に。呼び求めよ、近くにおられるうちに。悪しき者は自分の道を、不法者は自分のはかりごとを捨て去れ。主に帰れ。そうすれば、主は哀れんで下さる。私達の神に帰れ。豊かに赦して下さるから。」この聖句は、青森開拓戦の時の、路傍伝道の前に聞かれたみ言葉であり、一同、恵まれて町に出て行き、路傍案内をした事でした。懐かしく、思い出されます。